よろず~ニュース編集部
「金色のガッシュ!!」「どうぶつの国」などで知られる漫画家・雷句誠さんが16日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、
漫画家によるSNSで信念を表明することの大切さをつづった。「惑星のさみだれ」「スピリットサークル」などを描き、
今年1月に「戦国妖狐」がアニメ化された水上悟志さんの投稿をリポストし「こう言った表明、大事です」などとコメントを寄せた。
水上さんは「ここで表明しておきます。水上マンガ・アニメのパチンコ・パチスロ化は基本的に許可を出しません。
ファンの中からこれをきっかけに深くハマり込む人が一人でも現れてしまったらなんか「マンガを描いてる甲斐がないな」と思うからです」とポスト。
これを受け、雷句さんが「こう言った表明、大事です。自分がパチンコ化をお断りした時も、
Twitterでパチンコ化に対する姿勢をこのようにつぶやきました。 そのつぶやきが、後日雷句誠の偽物がパチンコ会社に現れて勝手に契約、
いわゆるパチンコ詐欺の事件になった時に、「拒否していた」と言う重要な証拠になりました」と、リポストとともに自身の考えを記した。
さらに「ちなみにそのツイート、調査で必要な時に何者かによって消されていましたが、パソコンに詳しい知人がそのツイートを見つけ出してくれて事なきを得ました 結局、詐欺を働く方は
「原作者がやって良いって言ってたんだ」と言う主張をするのですよね。 まぁ、偽物が出た時点で言い訳も通じませんが」「スミマセン、自分の経験上、詐欺、詐欺と呟いてしまいましたが、
水上先生がそんな状況にあるわけではありませんので、先生のポストを見ても、あくまで個人の考えの表明で、周りに申し訳無いように話してますので」と連投。水上さんへの配慮とともに補足した。
「金色のガッシュ!!」を巡っては、同作品のキャラクターの使用許可を雷句さんから得たとうそをついた男らが、
パチンコ機器メーカーから許諾金や手数料の名目で計2億1千万円を詐取、他の人気作品でも同様の詐取を行った容疑で逮捕されたと2015年に報道された。