【えっ】使わなくなった電話機を1円即決でオークションに出品→これが意外な事態に

編集元: あなたの心がなごむとき~第68章
404 :名無しさん(新規):03/08/30 07:49 ID:UoXMxAQj
新しい電話機を買ったので今まで使っていた物を出品した。
古いし、傷あるし、取説も無い。
捨ててもいいやと思っていたので送料のみで1円出品、すぐに落札された。
落札者は子持ちのお父さんだった。
「子供が電話機を壊してしまって~・・・」
落札者の家庭環境を想像してみた。
新しい電話機を買ったので今まで使っていた物を出品した。
古いし、傷あるし、取説も無い。
捨ててもいいやと思っていたので送料のみで1円出品、すぐに落札された。
落札者は子持ちのお父さんだった。
「子供が電話機を壊してしまって~・・・」
落札者の家庭環境を想像してみた。
パパとプロレスごっこの最中、はしゃいぎすぎた子供が電話機を台から落下。
「なにやってんの!あんた達!」
怒るママ。
「これはもう修理より買ったほうがいいですね」
近所の電気屋のおじさんの無情なお言葉。
「パパのお小遣いから買いなさいよ!」
ママに叱咤され、近くの店を見てまわるも、新品の電話機はどれも高い。
「そうだ、あの手があった!」
オークションを思い出すパパ。
「お、1円即決送料のみ!これにしよう!」
早く郵送してあげないとママの怒りが復活してしまう。
「電話が無いと不便でしょうがないわ!」
萎縮する父と子。
俺はそんな彼らを見たくなかった。
発送は入金をまたず、速攻送った。
正確には入金はして貰わなかったのだ。
「ゆうパックシールが10枚たまったので、ただでいいです」
俺は嘘をついた。
シールはまだ4枚しかたまっていなかった。
嘘は大嫌いなのだが、この嘘はついてもいいと思った。