女子高の頃、下半身を露出して自転車に乗っている変な人が下校中の生徒を追っていたので、その変な人を逆襲しようと提案した

月に何度か、自転車に乗った下半身もろ出しの
変な人が学校の周囲を徘徊しては
下校途中の生徒を追い掛け回していた。

その変な人を逆に追い掛け回してみよう、と言う企画を
立てたら参加人数が百人を超えてしまった。

なんだか制御しきれなくなったが
「無言」「無表情」を合言葉に計画実行。

曲がり角から沸いて出る女子高生に追い回された
変な人はパニくって土手を転がりドブ川に落ち、そのまま
向こう岸まで渡って逃げていった。

以来、卒業するまで一度もその人は来なくなってしまった。