若い頃、釣りをしに川沿いを歩いていると、動物園みたいな匂いがした。進むと動物の死骸が散乱しており、その上に…

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若い頃、釣りをしに川沿いを歩いていると、動物園みたいな匂いがした。進むと動物の死骸が散乱しており、その上に…

編集元: 釣り場であった怖い話 第5夜

555: 2011/11/19(土) 21:12:57.05
スズメバチ系の話なら俺もある。
18年前に神戸市水道局管轄の釣り禁止ダムに行った時の話。釣り禁止とはいえ橋より川上は釣り
禁止じゃないんだけどさ。
川沿いの脇道をあるいてさらに上流部を目指すと途中でかなり川と離れる地点がある。
その場所に来た時、ツンッと鼻につく臭い。なんていうのかな、動物園のような臭さ。ケモノの
臭い?
用心しながら奥に進んでいくと道端にタヌキが氏んでいた。
「なあんだ、臭いの正体はこれかぁ」
と安心したのも束の間、道横の雑木林の中はタヌキ・イタチ・キジ・ウリ坊・野犬など様々な動物
の氏骸が散乱している。
ギョッとして見渡しているとかなり奥の方で何か大きなものが動いている。
足音をたてないようにゆっくりと近づくと巨大なイノシシが倒れている。どうやら氏にかけのよう
だ。
そしてブーンというかなり大きな音。
イノシシの上3メートルくらいに黒っぽい塊がある。
ウエストポーチからオペグラスを取り出して覗いてみると、なんと黒い塊は全てスズメバチの集団!
うぉ、めっちゃヤバイ!と思いつつも今度はイノシシを見てみると、かろうじて生きてはいるもの
の絶命寸前のようだ。
最初はここら一体の氏骸は誰かが撒いた毒エサかなんかかと思ったが、この犯人はもしや
スズメバチなのではと思いつつさらに観察。

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