オリラジの藤森みたいな雰囲気のA先輩に惹かれてた。しかし、いつもA先輩には違和感を感じていて、雑談中のA先輩の横顔を見た瞬間に今まで感じていた違和感に気付いた

編集元: 百年の恋も冷めた瞬問!207年目
理不尽冷め
大学進学を期に上京した私は、ある文科系のサークルに入った
そこには、明るい髪色に大きな黒縁眼鏡をかけたA男という先輩がいた
(オリラジの藤森みたいな感じ)
A男は見た目の通りお調子者といった感じのキャラクターでいつも雑談を盛り上げていた
かといって、サークル内の会議では真面目な顔ではっきりと自分の意見を述べるし、他にもたまに私とサークル室に行く時間が被ると、雑談しながらもスッと扉を開けてくれるようなエスコート力もあった
上京したてで男性に免疫のなかった私は、すっかりA男に惹かれてしまった
しかし、私はA男を見るとき、いつも何か違和感のようなものを感じていた
大学進学を期に上京した私は、ある文科系のサークルに入った
そこには、明るい髪色に大きな黒縁眼鏡をかけたA男という先輩がいた
(オリラジの藤森みたいな感じ)
A男は見た目の通りお調子者といった感じのキャラクターでいつも雑談を盛り上げていた
かといって、サークル内の会議では真面目な顔ではっきりと自分の意見を述べるし、他にもたまに私とサークル室に行く時間が被ると、雑談しながらもスッと扉を開けてくれるようなエスコート力もあった
上京したてで男性に免疫のなかった私は、すっかりA男に惹かれてしまった
しかし、私はA男を見るとき、いつも何か違和感のようなものを感じていた
ある時いつものようにサークル員数名で輪になりながら雑談をしているA男の横顔を見た瞬間、今まで感じていた違和感にパッと気付いた
A男の大きな黒縁眼鏡には、レンズが入っていなかったのだ
A男はずっと伊達眼鏡をかけていた?
だが、私も目が悪いのだが、A男と目が悪いという話で盛り上がった記憶が確かにある
どういうことかA男に聞くと
「ああ、俺、一回コンタクトしてからお洒落で伊達眼鏡かけてるんだ」
と言われた
その良く分からない拘りを聞いた瞬間、私の中のA男の評価から恋心だけがスーッと消えていき、「面白い気さくなお兄さん」としか見れなくなった
余談だが、結局A男はA男の同級生のサークル員と付き合い、それから伊達眼鏡をかけなくなった
「その伊達眼鏡意味が分からないからかけるのやめろ」と彼女に言われたと笑い話として話していた
今度、そのA男カルが結婚するとA男から報告を受けたので記念カキコ