【！？】深夜2時、車を運転していると、道路のど真ん中で土下座している若い女性が…。停車し、恐る恐る声をかけると……

時間は深夜2時くらいだったと思う。
民家が数軒しかなく街灯もないような狭くて暗い道をゆっくり走っていた。
2人でたわいない話をしながら、ふと前方を見ると、道路のセンターラインの真ん中に、人間らしきモノが顔を伏せて土下座みたいな格好でうずくまっていた。
「う、ぅううぁああああ！！！」

恐怖の余り2人して叫びながら車を停止させたが、その人間らしきモノは微動だにしない。
最悪の状況を想像してすでに友人と自分は涙目になっていた。

警察や救急車を呼ばなくてはと思ったから。

恐る恐る近付くと、その人は若い女性で、怪我をしてる様子もなく息も普通にしていた。

友人「だ、大丈夫ですか・・・？」

女性「・・・・・」

自分「どうしたんですか？！」

女性「・・・・・・轢き殺してくれればよかったのにいぃぃー！！！（絶叫）」

友人＆自分「！！！（恐怖で声も出ず）」

友人と2人、底知れぬ恐怖で動けずにカクガク震えていると、その女性はやおら立ち上がり、フラフラと蛇行しながら歩いて路地裏に消えていった。

友人と自分は速攻でその場を離れた。

しばらくは夜の運転ができないくらいの衝撃的な体験でした。